心のデトックス名古屋

楽しくて嬉しくて、気持ちいい人生を選択するためのお稽古ごと。それが心のデトックスです。私たちは誰もが幼い頃のトラウマを解消する人生を無自覚に歩んでいます。だから、同じパターンを繰り返します。ご自身で繰り返しのパターンに気付き修正するのはなかなかできません。学びと実践、そして体験を通して人生を変えてみませんか。

ママ!そのイライラ「夫源病」ではありませんか? …夫が原因のイライラ、ストレスで不調になる病気

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子育てのイライラか?ひょっとしたら…違う?
 
社会や職場では、おとなしく協調性もあってカッコいいご主人も家に帰ると何か違う雰囲気になることありませんか。元同僚でないとこれは感じにくいことかもしれません。

 服は脱ぎっぱなし、人の話は聞かない、約束は平気で破る、なんで不機嫌なのかわからない…。結婚してしばらくは、「もぅまた!?」って、それも嬉し恥ずかしで軽く注意していたことも我慢しているうちにあれよあれよと時間が経ち「最近、パパといると嫌だな…緊張する…。」なんてことありませんか?

 子育て疲れではなく、そのイライラや疲れ、ストレスは「夫源病」という病気かもしません。子育てのストレスが溜まっているママに夫源病とは何か?とか、ママを病気にする夫の言動、そして改善策をお話しします。

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目次
1.夫がいる時に限って体調が悪い…それは育児疲れ、子育てストレスではないかも
2.夫源病の原因となるパパの普段の行動
3.夫源病とは何?
4.子育てストレスや他の病気との見分け方
5.夫源病になりやすいママ
6.夫源病かも…と自覚するママが予防として出来ること
7.夫源病かも!?と思った時の5つの予防策
7.1 夫にストレスがあることを伝え、夫源病を知ってもらう
7.2 夫との距離「感」を変えてみる
7.3 ストレス発散、解消法を探す
7.4 プチ喧嘩
7.5 プチ別居
8.ママを夫源病にさせないためにパパが出来る予防策
 8.1 仕事を頑張る
 8.2 婆さん、姑に口出しさせない
 8.3 とにかくママに声を掛ける
 8.4 子どもの相手をする
 8.5 できる範囲で家事をする
9.まとめ

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1.夫がいる時に限って体調が悪い…それは育児疲れ、子育てストレスではないかも
 夫(パパ)がいると頭痛やめまい、だるさを感じるなら夫源病を疑ってください。
 そこで、夫源病かどうかのチェックリストをご紹介します。
 パパの普段の行動を振り返って、下記のチェックリストにいくつ当てはまるかを数えてみてくださいね。
 
2.夫源病の原因となるパパの普段の行動
2.1 人前では愛想が良いが家では不機嫌
2.2 上から目線で話をする
2.3 家事に手は出さないが口は出す
2.4 妻(ママ)や子どもを養ってきたという自負が強い
2.5「ありがとう」「ごめんなさい」はほとんど言わない
2.6 妻(ママ)の予定や行動をチェックする
2.7 仕事関係以外の交友や趣味が少ない
2.8 妻(ママ)が一人で外出するのを嫌がる
2.9 家事の手伝いや子育てを自慢する自称「良い夫(パパ)」
2.10 車のハンドルを握ると正確が一変する
引用:石蔵文信著「妻の病気は9割は夫がつくる」

チェック項目が4個以下なら問題はありませんが、5個以上当てはまるなら将来この病気になる可能性があります。8個以上ならかなり注意です。

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3.夫源病とは何?
 大阪樟蔭女子大学の石蔵文信教授が提唱したもので、中高年に限らず誰でも当てはまる病気「夫が源の病気=夫源病」です。症状は一見すると子育てストレスからくる体調不良にもみえます。

・頭痛
・不眠
・めまい
・のぼせ
・倦怠感
・呼吸困難
・耳鳴り

 例えば、こんな症状です。本人がなんとなく疲れている体調が悪いと自覚症状を訴えて検査をしても原因が見つからない病気です。精神科や心療内科へ行けば、「うつ」とか更年期なんて診断されかねないのです。子育て真っ最中なら、子育てストレスかもと誤解しても不思議ありません。

 日常生活に支障が出てきているなら病院に行き、夫がいるときに限って不調になるとはっきりと相談してください。

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4.子育てストレスや他の病気との見分け方
 では、普通のうつ病や体調不良、子育てストレスと夫源病はどこが違うのか。

 「見分けるポイントは、夫がいないと症状が軽くなる」こと。
 夫(パパ)になんの不満もない人はいませんので、誰でも時にはイラッとすることはあると思います。でも以下のようなことはないでしょうか?

・夫(パパ)が家にいると頭痛がする、イライラする
・夫の怒鳴られたのを機に動機が始まり、唾が飲み込みにくくなった
・めまいに悩んでいたが、夫(パパ)が長期出張にでたら治った
・夫の身勝手な発言を聞くと、顔がのぼせたりほてったりする
・薬を飲んでいるのに一向に効果がでない
・夫(パパ)が休みで家にいるといつも体調不良を起こし寝込んでしまう
・旅行や飲み会に行っている間は何の問題もないのに帰宅して夫(パパ)を見たら耳鳴りがひどくなった

 もし、心当たりがあるならマ、それともママであるあなたが「良妻賢母タイプで真面目な専業主婦」なら夫源病になりやすいので疑ってみてくださいね。

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 また、医師から以下のような病名を言われた時も「夫源病」を疑ってください。

なぜなら、以下の病ははっきりとした原因がわからない病だからです。
 ・高血圧(原因が特定できない高血圧)
 ・突発性頭痛、突発性難聴
 ・メニエール病(めまい、耳鳴り、難聴をともなう原因不明の病気)
 ・うつ病

これらの病名を言われた時、通常の治療を続けてもなかなか症状が改善されない場合は一度、夫源病を疑ってみてください。

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5.夫源病になりやすいママ
 ・良妻賢母を理想として頑張っている
 ・自分が我慢すればうまくいくと思っている
 ・趣味や楽しみなど自分だけの世界がない
 ・何をするにも夫の意見が気になる
 ・ドラマのような夫婦関係に憧れ、理想としている
 ・世間体を気にする
 ・強く言われると言い返せない
もし、思い当たるならあなたは夫源病になりやすいママです。


6.夫源病かも…と自覚するママが予防として出来ること
 夫源病は、正式な病気の名前ではありません。なので、心療内科、内科、消化器科など体調不良で受診する科によって、それ相応の病名が付いてきます。

よく聞くのは、「疲れ、「ストレスからの頭痛、ストレス、胃痛、イライラですね」というヤツです。

 そう、原因を特定することができない病気、不定愁訴とも言われたりします。原因はともかく、夫がいると体調が悪くなるという事実が重要です。

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7.夫源病かも!?と思った時の5つの予防策
 夫がいるとストレスを感じるなら、それが病気であるかどうかを確定することよりもそのイライラを解消することが大切です。放置すれば、夫婦関係が元に戻せないほどに亀裂が入りかねないからです。そうかもしれないと思った時の対策です。

7.1 夫にストレスがあることを伝え、夫源病を知ってもらう
7.2 夫との距離感を変えてみる
7.3 ストレス発散、解消法を探す
7.4 プチ喧嘩
7.5 ぷち別居

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7.1 夫にストレスがあることを伝え、夫源病を知ってもらう
 理想は、夫源病の原因である「夫の言動」を止めてもらうこと、夫に変わってもらうことです。

でも、ここでむずかしさが観えてきます。つまり、本人にはママを傷つけているとか、ストレスを与えているなんて思いもよらないことなのです。なので、いきなり「あなたの言動が私のストレスになって病気になりそうです。なので、言い方や態度を変えてください」と言ったところでそもそも受け入れられない可能性が高いですね。

 そこで、まずは「話しかけること」。たった一度で理解してもらおう、変わってもらうおうとするのは、無理があります。少しずつ理解してもらうつもりで話すのがお勧めです。そして、伝わらないとあきらめないことです。

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7.2 夫との距離「感」を変えてみる
恥ずかしながら…私もそうでした。結婚した男性が妻、ママに対して高圧的、上から目線になってしまうことがあります。これは、二人の距離が近すぎてママのことを「他人」として観ることができなくなってしまったからです。

私の場合は、それに輪をかけて病んでいましたので妻に対して余計に辛い思いをさせてしまいました。それはともかく。

 そのまま受け入れていては、いつまで経ってもパパ(夫)は自分の姿に気付けません。なので、ママができることのひとつとして「距離をおく」ことをお勧めです。

今まで当然のようにしていた世話を焼かないとか、一緒に外出することを止めるとか。小旅行もママだけ、もしくはママ友や娘さん、息子さんなどと気軽に出かけるもいいですね。

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7.3 ストレス発散、解消法を探す
何が原因であれ、ママが感じているイライラやストレスは解消しないとママだけの問題ではなく何かと問題です。

パパに怒りをぶつけて、それで解消できるならそれもいいかもしれないのですがお気づきですよね。怒りや不満をぶつけても後で自分が辛くなったり、悶々としたり。互いに罵り合った日には解消どころではありませんね。

 そこで、子育てのイライラやストレスの解消法と同じといってもいい夫源病の解消法についてご紹介です。

 例えば…
  スポーツ、カラオケなど自分の時間をもつ(趣味をもつ)
  車の中など体面を気にしないで済む空間で泣く、叫ぶ
  家族や友人に愚痴を聞いてもらう
  (できれば一人で)買い物や散歩に出かける
  不要な皿や茶わんを投げつけ割る
 などなど。
 
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7.4 プチ喧嘩
夫源病の最初は、些細なこと、そう夫婦の会話がなくなることから始まります。

対策の一番目にも触れましたが、自分の要求、思うところを相手に伝えることが大切です。でも、簡単に伝わるなら苦労しませんよね。でも、それでもいいんです。つまり、その時は喧嘩しましょう。

ただし、プチでやること。本気でやって離婚なんてことになっては笑い話になりません。プチであることの意味は、会話がないよりは、喧嘩のほうがマシ。もちろんプチだからこそいいのですが、これを機会に会話のきっかけをつかんで欲しいのです。

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7.5 プチ別居
さて、プチ喧嘩さえ成立しないほどに夫婦関係が冷え込んでしまっていたら。「傍にいるのも辛い、不快」というほどであるなら一時的でも夫から距離を置くことです。

 そこで、お勧めなのが家庭内別居、つまりプチ別居です。夜の外出から初めて少しずつ慣らし、3~4日程度の旅行をするなど、家を空けてみます。こうしたプチ別居で夫から距離をおくと、お互いが冷静になれ夫の気持ちも変化することがあります。妻(ママ)のありがたみがわかったりして、態度が変わることも。

 プチ別居の目的は、「夫婦関係の再構築」です。相手と適度な距離感を撮るための練習でもあります。練習なのですから、一度で終わるのではなく、何度も繰り返すことが必要です。「妻の不在」に慣れさせ、お互いに心地良い距離感の夫婦関係を取り戻すのです。

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8.ママを夫源病にさせないためにパパが出来る予防策
 8.1 仕事を頑張る
 昔、パパでもあったジイジです。パパができることをお話しします。
子育てに奮闘するママから、パパはいいよね「仕事だけしてればいいんだから」なんて言われたりします。

役に立っていないかもしれませんが、ママのこと、子どものこと愛しているパパとしてはちょっと傷つきます。もし、仮にですが、仕事頑張らないで金銭的に辛くなるとこれもママにとっては大きなストレスです。そんな金銭ストレスを与えないように頑張っているパパも子育ての大事なパートナーです。

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 8.2 婆さん、姑に口出しさせない
 パパのお母さんである婆ばは、悪気なく口出しします。悪気なくてもママにとっては結構辛いストレスとなりイライラの原因となります。ママは「慣れない、わからない」の中で頑張っているのですから、まずはそこを理解してほしいものです。

親切心であっても「それはダメ」「あぁしろ、こうしろ」ではやる気が失せますね。パパは婆ばのそんな口出しからママを守ってあげてください。婆ばからママを守ることのできるのは世界で一人だけ、パパだけなんですから。姑の気持ちを無下にしないように、子育てへの口出しをし過ぎないようにお願いしてください。

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 8.3 とにかくママに声を掛ける
 何かできることはないかなと見守るパパ。いざ頑張っておむつ替えとかしてみると、オムツ止めのシールがズレているとか、きつ過ぎるとか…うまくないところを強く言われると経験の浅いパパは凹んでしまいます。

でも、そこは頑張ってほしいのです。子育てストレスを抱えるママは、毎日24時間休む間もなく続く子育てに奮闘しています。実は、パパのお手伝いはかえって手間がかかるなんてこともあるのです。要領がわかってくればパパもうまくなるのですがそれまではママのストレスになりかねないのです。

 授乳などできないこともありますし、声を掛けるだけでもママは「一人じゃない」と思うことができストレスを和らげることができます。冬場なら肩にそっとショールを掛けてあげるのもいいかもしれません。誰でもやっているではなく、ママの頑張りを認めてあげましょう。そして、お手伝いではなくパパも育児、子育てに参加しているというパパの姿勢も大事なのかもです。

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 8.4 子どもの相手をする
 掃除、洗濯、食事の後片付けなんて家事を手伝うこともいいのですが、ママの思う通りにはいかず余計にストレスを掛けてしまうこともあります。そう失敗なんてことになれば、さらに後片付けに手間がかかったというパターンです。

 そこで、パパがやりやすい子育てのひとつに、子どもの相手をすることがあります。子どもと一緒になって遊んだり、散歩したり。この時間ママは一人の時間を持つことができ、家事に専念したり、気分転換に趣味に没頭したりできますよね。子どもに意識を取られずに、家事など専念できるのはとても嬉しいはずです。子どもとパパとの関係性もよくなりますし一石二鳥です。

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 8.5 出来る範囲で家事をする
 家事を手伝う、なんていう意識はすでにズレていますので注意してくださいね。子育ては夫婦二人で行うモノです。なので、手伝うという意識は当事者意識の欠如の表れです。

 さて、とは言うモノの家事の主導権はママにあります。ママのルールに従うのがお勧めなのですがそれがわからないということ、ありませんか?

 一生懸命に手伝っているのに、文句を言われやる気を無くしたなんて声、よく聞きます。これは、ひとつにはママのルールがわかりにくいことに起因しています。そこで、ルールをメモることをお勧めします。しかも、一度に聞いてもママも感覚でやっていますので答えらえません。なので、注意をされるたびにメモです。これが溜まってくると完璧な「ルールブック」ができあがります。

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9.まとめ
一見、当たり前のことばかりですが、当たり前はけっして当たり前ではありません。誰でもが本当にこれらが出来ているなら夫源病などという病にママはなったりしませんね。

 さらに言えば。
 感謝の言葉を伝える
 素直に謝る
 記念日を祝う(花束を贈る)
 妻の変化に目を配る、意識する(髪を切ったとか)
 他人の前でママを褒める

こんな些細なことも実は、夫源病にさせないだけでなく、子育てのストレスを軽減しイライラを楽にする大きなポイントだったりします。


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楽しみながら自宅でできるまったく新しい子育てのお稽古ごとです。

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