子育てのイライラの原因と先輩ママがやっている13個のイライラ解消法~嬉しい楽しい気持ちいい子育てができる即効ストレス解消
子育てのイライラはママが悪いのではありません。でも、「子どもが言うことをきかないからとか、夫が理解してくれない協力してくれないから」と思っていませんか。
子どもは可愛い、ご主人のことも嫌いどころか好きなのに、なぜかイライラしてしまう。自分が我慢すれば、子どもが大きくなればそのうち楽になるはずだと頑張っているママもいるかもしれません。そこで、娘(ママ)たちと孫をもつジイジが本当の原因とそのイライラ解消法さらには、根本的な解決法について紹介します。
目次
1. 自分の可愛い子どもの子育てなのに、辛い!?何が原因なの?
1.1妊娠前後の女性ホルモンの増減問題
1.2物理的に一人になりやすい家族構成
1.3世知辛い話 お金がない問題
1.4体力の低下に重労働が加わる肉体的問題
2. 子育てはストレスの連続
3. 今日からスグに劇的に効果がある!?子育てイライラ解消法
3.1美味しいものを食べる
3.2外に出かける
3.3大人と会話する機会を作る
3.4すき間時間に寝てイライラ解消
3.5ドラマ、漫画、読書でイライラ解消
3.6掃除、洗濯エトセトラ…「良い妻」でいることを止めてみる
3.7夫に辛さ論理的に伝えてみる
3.8夫にしてほしいことをはっきりと具体的に言う
3.9夫に子どもの育児を頼んでみる
3.10夫に認めてもらう、褒めてもらう
3.11子どもを預かってもらう
3.12支援センターや児童館、市役子所をチェックしてみる
3.13子育て中も無理のない範囲で仕事してイライラ解消
4. まとめ
1.自分の可愛い子どもの子育てなのに、辛い!?何が原因なの?
原因はいくつか考えられ、それが複合していることもあります。
なにより根本的な原因があるのですが…。
まずは、これまで言われている原因をランキング形式でお話しします。
1.1 第一位
妊娠前後の女性ホルモンの増減問題
ひとつには、エストロゲンという女性ホルモンの影響です。
妊娠した女性は、胎児を育むために女性ホルモンの「エストロゲン」が体内で増加します。そして出産直後から急激に減少します。この急激なホルモンの増減が、孤独や不安を感じさせたり、何でも悲観的に考え落ち着きを無くすわけです。なので独身の頃よりも緊張しやすく、攻撃的になる傾向があるのです。
1.2 第二位
物理的に一人になりやすい家族構成
簡単に言えば、一人で子育てしなければならない時間がある、思った以上に長時間あるということです。
ご主人と自分、そして子どもという核家族だと、日中ご主人は仕事へ出かけますよね。そうすると、否が応でも子どもと自分という二人きりの時間が長くなります。
1.3 第三位
世知辛い話、お金がない問題
どんなに大好きな相手と一緒にいても、そして大好きな子どもでもお金がないという現実は、ママの心が荒みます。子育て、育児はやってみると骨身にしみてわかるのですが、思った以上にお金が掛かります。
1.4 第四位
体力の低下に重労働が加わる肉体的問題
妊娠した直後から、お腹の赤ちゃんを守るため必然的にそうなるのですが、どうしても筋力は衰えがちです。そして、出産そのものは、ママの身体をボロボロにします。さらに追い打ちをかけるように育児の始まり。24時間の育児は一息つく間もなく疲労を積み重ね、ママの身体は悲鳴をあげます。なのに…休む間もない。
2.子育てはストレスの連続
赤ちゃんの泣き声や完璧でなければと思ってしまいがちなママはとてつもないプレッシャー、つまりストレスの連続です。
どうしていいのかわからない不安や言うことをきかない子ども、ケガをさせちゃいけないと神経を張り詰めストレスの連続です。そのうえ、夫は日中家におらず自分ひとりで、社会から切り離された孤独を感じても不思議ありませんね。身近に相談できたり、話せたりと頼れる存在がないというのはとにかく孤独なものです。
そんなママの心を少しでも癒せたらとこれを書いています。
3.今日からスグに劇的に効果がある!?子育てイライラ解消法
子育てストレスもいろいろな原因が考えられますね。
原因に応じて解消法も違ってくるとは思いますが、まずはこれまでに解消できた、楽になったと私の娘たちが教えてくれた育児ストレス解消法をざっとご紹介します。
誰も彼も、どれもが役に立つとは限りませんが「これはいいかも」「気分転換になりそう」と思われた解消法はぜひ試してみてください。それは、ママであるあなた自身のため、そして子どものため、ご主人のためにもなることです。なので、遠慮?いえ躊躇してはいけません。
3.1 美味しいものを食べる
子育てに追われる毎日を過ごしているとつい自分のことは後回しになりがちですね。そうこうしているうちにストレスは思った以上に溜まるものです。美味しいモノを食べると言っても、特別な場所へ行くとか、高級な料理をというお話ではなく、いつもの食事であっても味わって食べるだけでも違います。味わうには、美味しく食べようと意識する必要があるのですが、子育て中はつい気がせいて、それどころではない忙しさがありますよね。
なので、意識して味わってたべようとするだけで美味しさは格段に違ってきます。
3.2 外に出かける
子どもが幼い時は、オムツに着替え、離乳食と出かけるときはとかく荷物が多くなります。荷物の多さや他人に迷惑を掛けはしないかと思うと、外出もおっくうになりがち。でも、ご近所の公園や家の周りの散歩でもいいのです。赤ちゃんも1、2ケ月を過ぎれば少しずつ外に出られます。ママ自身のためだけではなく、赤ちゃんにとっても外の空気に触れさせるのはストレスの発散、気分転換になりますよ。家の中にこもっていると子どもだってストレスが溜まり、余計に手間がかかって大変になるという悪循環を起こします。からだがしんどいとか、荷物の準備が大変と思うのであれば、ベランダや庭に出るだけでも違います。
3.3 大人と会話する機会を作る
ストレスが溜まるひとつの原因として、誰とも話す機会がないことがあげられます。赤ちゃんが生後間もないとどうしても家の中にこもりがちですね。ある意味仕方のない時期でもあるのですが、意識して大人と話す機会を作らないと一日中誰とも話さなかったという日が当たり前になってしまうかも。ママはとくに会話、話をすることでストレスの発散ができる傾向があります。夜泣きして大変だとか、夫が協力してくれないとか愚痴をいうのもとても大切な子育てのポイントです。話すことで共感されたならさらに楽になります。もし、近くに誰もいないなら今はスマホがありますよね。もっというならメールでもラインでもなんでも構いません。これらを活用して雑談、愚痴なんでもいいですから誰かに話しましょう。
3.4 すき間時間に寝てイライラ解消!
あまりに疲れてくると、知らずに子どものお昼寝といっしょに寝ていたなんてこともよくあるようです。これは…「やっちゃった」と自分を責めることではなく、むしろママにお勧めのストレス解消法です。特に肉体的な疲れは寝るのが一番です。眠いと正常な思考が出来ませんし、体にも肌にも悪いし、何よりもイライラして当たり前です。
なので、なぜかイライラするというときは疲れているわけですからとにかく休むこと。私の妻は、若い頃姑と同居でしたので、気が休まるときがなかったと未だにいいます。姑さんに気付かれないよううまく寝ることも子育てのポイントかもしれません。
3.5 ドラマ、漫画、読書でイライラ解消!
今は、インターネットやDVDレンタルなど、自宅で簡単に映画やドラマを観ることができます。もちろん、それは趣味ではないという方もいるかもしれませんね。でも、映画館に行けない、趣味も楽しめないと理想と現実のギャップを嘆いていてもストレスは解消されません。映画館よりは臨場感がないにしても、ほんの一時でも子育てのことを忘れる時間を持つのはとてもリフレッシュするのに効果があります。赤ちゃんの子育ての合い間あいまの細切れ時間を有効に使って物語の世界に入るだけでも癒されます。そうそう感動的なドラマ、映画を観て大泣きして感情を吐き出すのもストレス発散になりますよ。
3.6 掃除、洗濯エトセトラ…「良い妻」でいることを止めてみる
完璧であろうとして疲れ切ったり、体力的にきつくなったりしていませんか?夫や姑の目を気にして無理し過ぎていませんか?本当の限界が来る前に「キツイ」と素直に口に出してみるのもいいかもしれません。すぐ傍にいてもママがどれほど頑張っているのか案外わからないものだからです。例えば、妻はつい最近まで、「私が我慢すれば…」と随分、無理をしていたといいます。子育てと家事全般を出産前と同じようにこなすなんて度台無理な話なのです。どかに不備やできないことがあっても「あきらめる」「受け入れる」「当たり前」と自分を赦すことが大切です。
3.7 夫に辛さを論理的に伝えてみる
できるものならやっている、なんて言わないでくださいね。時期や状況によってはご主人もいっぱいいっぱいの時もあります。そんなときは確かになかなか落ち着いて話もできないこともあるでしょう。それでも、話してみないと何も始まりません。夫は「男」なので、ママの産後のホルモンバランスによる変化や辛さはどうしてもわかりません。想像することさえないかもしれません。なので、子育ての精神的、時間的な辛さはなかなか理解し難いものです。今、あなたがイライラするのは「本来のあなた、ママじゃない」ことを伝えましょう。我慢に我慢を重ね、ストレスを限界までため込み、イライラがピークとなって感情的は八つ当たりしてもご主人もどうしていいか戸惑ってしまいます。爆発する前に、少しずつでもいいですから言葉にして伝えてみるとご主人も理解しやすいですね。
3.8 夫にしてほしいことをはっきりと具体的に言う
これは夫側の言い分…いえ、私ジイジの当時の言い分です。感情的に「あんたはいつもそう」とか、「どうせ」とか感情的に言われても、何をどうすればいいのかまったくわかりません。まあ、そこまで追い込んでしまった私がそもそも悪いのですが。ともかくも、具体的にご主人にしてほしいことを言うことです。夫が手伝いたいと思っていても、何をしていいかわからず言い出せない場合もあるからです。どうしようもないほどに感情的になる前に、愛が冷めきってしまう前に「靴下は洗濯かごの中に入れて」とか「食後の食器は流し台に運んで」とか具体的に伝えましょう。具体的に伝えても、ママが思う通りにやれないこともあるかと思いますが、少なくとも気持ちは伝わりますよね。
3.9 夫に子どもの育児を頼んでみる
そもそも危なっかしくて頼めないこともあるかもしれませんね。でも、パパもけっして子どもが嫌いなわけではありません。傷つけたいなんてけっして思っていません。ただ、慣れない…扱い方がわからないだけです。赤ちゃんとの関係性も違いますね。それに「夫は仕事をしているから子育ては自分ががんばらないと」と思うママも多いはず。それで無理して頑張り続けるのでしょうが、ママには休みがありません。そうママはストレスがたまる一方です。子育ては夫婦二人でするもの。ご主人がもし週休二日なら一日はご主人主体で子どもをみてもらうのもいいかもしれませんね。最初のうちは目が離せないかも、ですが。
3.10 夫に認めてもらう、褒めてもらう
子育てはママがしても当たり前になりがちです。何の問題もなく育児ができても誰も褒めてくれません。感謝されることもなく、終わりのないマラソンのようです。それでも何とか頑張れるのは我が子可愛さがあるからでしょう。子育てはママだけが頑張れば良いモノではありませんね。そして、とても大変で壮大なこと。なので夫に日ごろの子育てや家事を褒めてもらうようにしましょう。はっきりと「して」「褒めて」と言うのです。言わなくても分かって、では夫はわかりません。(わかるご主人がいたならごめんなさいね)夫からの日ごろの子育ての労をねぎらう一言でまた明日も頑張ろうという気になれます。それに認められると自信にもなりストレスも感じにくくなります。楽しくなくても形だけでも「笑顔」を作ると気持ちが楽になるのと同じで最初は形からでも十分に効果がありますよ。
3.11 子どもを預かってもらう
私の娘(ママ)たち孫を連れ、何かと実家に遊びに来ます。こちらも嬉しいので孫を連れ散歩に出かけたり、買い物に出たり。近くに住む別の孫は、学校から帰るとママがパートから帰るまでの間預かっています。ついでに宿題をしたりして。子育て、育児のストレスで精神的にキツイというママさんは、実家や夫、それとも一時保育という手もありますし、とにかく何でも誰でも利用して子どもを預かってもらうことをお勧めします。まだ幼い子を預かってもらうのは罪悪感や申し訳なさがあるかもしれませんが、疲れてイライラしたママを子どもたちに見せるよりも少し離れてイキイキしたママを見せる方が子どもも夫も喜び嬉しいものです。ストレスでイライラ限界の時は、思い切って子どもを預けましょう。それはけっして悪いことなんかじゃありません。
3.12 支援センターや児童館、市役子所をチェックしてみる
子育て支援センターや児童館って独身時代はまったく縁がない場所ですね。でも、この一見お堅い場所、案外役に立ちます。孤独になりがちなママにとっては自分の子どもと同じくらいの年齢の子どもがいて、同じ悩みを抱えているママ、克服したママなど力強い味方がいる場所です。特に、初めてママになったばかりのころ1人で子育てしているママには、同じように悩むママがいることは「自分だけじゃない」と安心できるものです。それに他の子どもをみることで「自分の子が愛おしい」と再確認でき「あんなこともできるようになるんだ」と将来の楽しみも感じられます。また、市役所には「保育課」などママや子供を支援する機関があります。こういう機関は、電話や直接面談で保健師や保育師、市町村の子育てに詳しい人を紹介してもくれます。家族には言いにくいことも第三者であれば、逆に気兼ねなく話せることもありますよね。
3.13 子育て中も無理のない範囲で仕事してイライラ解消
子育てストレスが溜まって、子どもや夫に八つ当たりしてしまい自分に嫌気がさしたら、無理のない範囲で仕事をしてみるのもいいかもしれません。仕事をすることで余計に忙しくなってイライラするようでは逆効果ですが、適度に社会に参加し、子どもと離れる時間をもつことで気分転換になることもよくあります。そうそう、周一でスクールに通って介護の資格を取るなんてのもいいかもしれませんね。これ、実際に子育て中の娘(ママ)がストレス発散と気分転換、そして将来にそなえてと考え実行したことです。お金がないという原因でイライラしているなら収入が増え、金銭的ストレスは軽減されます。社会と関わることは適度な緊張と張りが出てストレス解消につながることもありますよ。
4. まとめ
・美味しい食事をする
・外にでて大人と話す
・良い妻止める
・爆発する前に利用できるもの頼れるものはどんどん頼る
・コーヒーでも飲んで一息つく
・ソファーやクッションを思い切り殴ってみる
・お笑い番組をみて大笑いする
・SNSを使って愚痴ってみる、相談する、話す
・子育て支援センター、市町村市役所、乳児院、ファミリーサポートを活用する
・一時保育施設の利用(週単位、月単位もある)
・期間を決めて自分の時間を諦める
・夫に育児を頼む、褒めてもらう
・夫に辛さやしてほしい事を伝える
・細切れ時間は寝る
・ママ友…でなくとも、同じ境遇のママと話す
・幼稚園の親子教室に行ってみる
・資格取得の勉強をする
・自分のためのお稽古ごとを始める
・ジョキング、散歩をする
・無理のない範囲で仕事する
・なんでもあり(極端にいえば)
いかがでしたか?当たり前ですが「ママ」だって人間です。感情的になっても完璧でなくてもいいんです。一人ですべてを抱え込む必要なんてありません。泣けてくる時は泣いたっていいんです。今、辛いとかイライラするとか、素直に誰かに話すこと。甘えること。自分を赦すこと。
今回、ご紹介したストレス、イライラ解消法は根本的な解決策ではありません。ですから、一度楽になってもまたすぐにストレスは溜まるかもしれません。それでもイライラしっぱなしでは、心も体も持ちません。だから、どんな些細なこと、効果が小さなことでも気付いた時が発散するタイミングなのです。こまめにストレス、イライラは解消しましょう。ママの精神状態は子どもの未来を決定づけるほど子どもに大きな影響を及ぼします。
子育てはママであるあなた一人でするものではありません。そして、正しい子育ては一つでもありません。唯一言えるのは、ママであるあなたが楽しい嬉しい子育てをすることさえできればそれでいいのです。
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